ジャズダンスについて

前回の内容は、日本人には馴染みがない、カポエイラの話であった。カポエイラとは、相手に蹴りや攻撃をして当てるという普通の格闘技ではなく、基本的には相手に触れず、プレッシャーをかけていくというだけであるため、格闘技でもあるが、ダンスでもあるという曖昧なものなのである。なぜ、このような独特な動きをするようになったかというと、カポエイラの起源、ブラジルは昔、ポルトガルの植民地であったことで、ほとんどの行動には規制がされており、ブラジルの多くのものは、監視官などに訓練と思わせるような動きを取り入れ、自分を励ますため、ダンスを楽しんでいたと言われているからである、というのがカポエイラであった。今回は、比較的最近登場したジャズダンスについて話したいと思う。

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ジャズダンスは、20世紀初頭に登場したバレエの要素を取り入れた新しいダンスである。起源は、アメリカに渡ってきたアフリカの黒人が踊っていたものが元となっているらしい。アフリカの黒人文化のダンスというものは、奴隷として祖国から遠く離れたアメリカに連行された黒人が、苛酷な労働の中でも祖国を忘れることがないようにという意味で自由な音楽と自由なダンスというものが黒人たちの中で流行していき、この自由なダンスをアフリカのダンス文化にしようとしたことが始まりである。

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そして、奴隷にされている中でも、楽しそうに、自由に踊る黒人を見ていた白人が、これらに影響され、白人文化の音楽やダンスも変化していったと言われている。当時の白人のダンスというものは、クラシックバレエが中心であったため、時代的なものと黒人の自由気ままなダンスが偶然融合してできたダンスなのである。その後、ジャズダンスは、世界中に広まっていき、舞台や映画、ミュージカル界には欠かせないものとなってきている。

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mikosancafe_ジャズしかし、現在のジャズダンスは、舞台やミュージカルで踊られることが多くなってきたことにより、エンターテイメント要素が多くなり、様々なジャンルのダンスが混合し、ショーとして観客を楽しませるというものに変わってしまい、本来の楽しく、自由に踊るという概念は薄れてしまった。

日本で、このジャズダンスが注目されるようになったのは、武富士のCMではないだろうか。女性ダンサーが音楽に合わせ、バレエのような動きも見せながら、激しい動きも見せるといったCMである。気になる方は調べてみるといいだろう。